ポメラの文字化け
ファイルを復旧・直す方法

2017-01-23

画面を開くだけで1秒で起動できる、メモ特化専用マシン「pomera(ポメラ)」。

素早くメモを取りたい、執筆に手中したい時などに便利なポメラですが、ポメラとPC間でファイルのやり取りをしていたら、文字化けして内容が読めなくなった、という事はないでしょうか。

ここでは、ポメラの文字化けファイルを復旧させ、日本語に直す方法をまとめてみました。

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ポメラの文字化けの原因は?

ポメラとPC間で起こる文字化け現象の原因は、多くはファイルの文字コードにあります。

「DM200」以前のポメラでは、扱えるファイルの文字コードは「shift-JIS」のみとなっています。

そのため、ポメラで「UTF-8」などの文字コードのファイルを開くと、日本語が文字化けしてしまいます。

現在、PCで主流のテキストファイルの文字コードは「UTF-8」なので、PCで作成したファイルの多くは、ポメラで開くと文字化けしてしまいます。

ポメラで作成したファイルをPCで開いた場合も、文字コードを意識せずに編集・保存する事で、どこかで文字コードが「UTF-8」になる、という事もあります。

そうなると、いざポメラで開いたとき、文字化けしてしまう事態になります。

また、「DM200」以前のポメラで作成したテキストファイルも、文字コードは全て「shift-JIS」になっています。

※2021年4月時点では「DM200」のみ「shift-JIS」と「UTF-8(DOM有り)」に対応しています。

そのため、ポメラで書いたファイルをPCに移動して「shift-JIS」に対応していないアプリやプログラムで開くと、こちらも盛大に文字化けしてしまいます。

文字コードが文字化けの原因の場合、文字コードを適切に変換する事で、ポメラの文字化けファイルを復旧・日本語に直す事ができます。

ここからは、多くのPCにデフォルトで入っているメモ帳アプリを使って、文字コードを変換する手順を見ていきましょう。

PCのファイルがポメラで
文字化けするのを直す方法

PCで作成・編集・保存したファイルがポメラで文字化けする場合、ファイルの文字コードが「UTF-8」になっている可能性があります。

まずはファイルの文字コードを確認してみましょう。

PCで、文字化けしているファイルをメモ帳やテキストエディタで開きます。

メモ帳を起動させて、ファイルをドラッグ・アンド・ドロップすると簡単です。

メモ帳のリボンメニューの「ファイル」をクリックして、表示されるメニューから「名前をつけて保存」をクリック。

文字コード(エンコード)が「UTF-8」になっている場合は、「shift-JIS(シフトJIS)」に変更して「保存」。ファイルの上書きを問われた場合は、上書きします。

文字コードが原因で文字化けしている場合は、これでポメラから読み取れるファイルに直せます。

ポメラのファイルがPCで
文字化けするのを直す方法

PCのテキストエディタでは「shift-JIS」に対応しているものが多いので、普段は文字コードの違いに気づかない事も多いかも知れません。

WEBページの下書きなどをポメラで書いていると、ブラウザで表示する際に文字化けして、はじめて気づく事もあるのではないでしょうか。

この場合も、文字化けするファイルをメモ帳やテキストエディタなどで開いて、「名前をつけて保存」をクリック。

文字コード(エンコード)が「shift-JIS(シフトJIS)」になっている場合は、「UTF-8(DOM無し)」に変更して「保存」します。

excel用のファイルなどは「UTF-8(DOM有り)」が適切ですが、WEBページファイルには「UTF-8(DOM無し)」が適切とされています。

※「DOM有り」だとPHPなどのプログラムで正常に処理できない事があるため。

この場合は、ポメラでファイルを開く場合は文字コードを「shift-JIS(シフトJIS)」に戻す必要があるので注意しましょう!

ポメラの文字化けを
復旧・直す方法 余談

ここまで、メモ帳アプリを使って、ポメラの文字化けファイルを復旧・日本語に直す方法を見てきました。

ここではメモ帳アプリでの変換方法を紹介しましたが、文字コードを変換したいファイルが大量にある場合には、1つずつ対応するのは大変です。

そんな時は、フリーソフトなどを活用して、複数ファイルの文字コードを一括で変換すると時短できますよ。

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